京都サンガ、町田に0―3完敗 守備ブロック崩せず、遠いホーム初勝利

サンガ-町田 仙頭(左)と競り合うサンガの川崎=サンガスタジアム京セラ

 J1京都サンガFCは6日、サンガスタジアム京セラで第12節の町田戦を行い、0-3で敗れて今季2度目の連敗を喫した。今季のホーム初勝利はまたも果たせず、2勝7敗3分けで勝ち点9のまま。

 サンガは、前節から7人先発を入れ替え、パリ五輪最終予選U-23アジア杯から帰国したばかりの川崎主将が戦線に復帰した。FW陣はこれまで全試合で先発してきた原や豊川が外れ、一美が今季リーグ初先発、平賀が9試合ぶりに先発し、鈴木冬とともに3トップを組んだ。古巣戦となる平戸も今季リーグ初スタメンとなった。

 サンガは前半4分、右サイドの鈴木冬のパスから、一美がシュートを放つもバーを直撃。1分後にも川崎がミドルシュートを放ったがGKに阻まれた。すると同22分、最終ラインに下がった平戸の縦パスを中盤でカットされ、ショートカウンターから先制を許した。その後は相手の守備ブロックを崩せず、攻撃が停滞。後半からメンバーを入れ替えて打開を図ったが、シュートまで持ち込めない場面が続いた。同19分には、背後を突かれてミドルを沈められると、同30分にはFKのこぼれ球を押し込まれて試合の大勢が決した。

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