長崎が2度の延長戦にもつれた死闘を制す…京都のマシュー・ライトが脅威のブザービーター

5月6日、B1最終節が開催され、長崎ヴェルカがアウェーで京都ハンナリーズとのレギュラーシーズン最終戦に臨んだ。

第1戦に82-65で勝利した長崎は、13-0のランで第1クォーターを終え、24-12とリードする。続く第2クォーターも連続5得点がスタートした長崎だったが、その後は京都の反撃を受け、38-32で試合を折り返した。

激しい得点の奪い合いとなった第3クォーターでは、マット・ボンズが長崎を、ケビン・ジョーンズが京都をそれぞれけん引。64-62で迎えた勝負の第4クォーター、京都のマシュー・ライトに10得点を奪われるも、馬場雄大が8得点と奮起。両チームが譲らない一進一退の攻防が続き、83-83でオーバータイムへ突入する。

延長戦では、京都の岡田侑大と青木龍史が離脱するアクシデントが発生する。そんななか、長崎が3点リードして迎えた京都のラストプレー、ライトのハーフコートショットがブザービーターで決まり、92-92で試合はダブルオーバータイムへもつれることに。

2度目の延長戦では、ジャレル・ブラントリーの3ポイントで長崎が先行すると、小針幸也が2本のシュートを沈めて存在感を発揮。しかし、京都の前田悟にバスケットカウントの3ポイントを決められ、4点プレーを許すと、再び3点差で京都のラストプレーに。それでも、最後はライトの同点を狙った3ポイントを馬場がブロックし、長崎が105-102で激闘を制した。

■試合結果
京都ハンナリーズ 102-105 長崎ヴェルカ(@島津アリーナ京都)
京都|12|20|30|21|9|10|=102
長崎|24|14|26|19|9|13|=105

【動画】衝撃のハーフコートショット! ライトのブザービーターでダブルオーバータイムへ!

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