【F1】〝ドラ息子〟ストロールがマイアミGPでも惨敗&反則で更迭論加速「遊んでいるだけ」

アストンマーティンのランス・ストロール(ロイター)

F1アストンマーティンのランス・ストロールがマイアミ・グランプリ(GP)でも散々の結果に終わり、更迭論が勢いを増している。

オーナーを務める父ローレンス氏の後ろ盾もあってアストンマーティンでドライバーを務めるストロールだが、今季は低迷している上に前戦の中国GPで凡ミス&逆ギレ騒動を起こして窮地に陥っている。

そうした中で迎えたマイアミGPでは、さらに批判の火に油を注ぐ形になった。4日(日本時間5日)のスプリントでは数台が絡む接触を誘引してリタイア。そして5日(同6日)の決勝では、17位と見せ場なしに終わった上に10秒のタイムペナルティーまで科された。

マシンの性能面では上位に食い込む位置のアストンマーティンで繰り返されるストロールの低迷に、海外ファンからは怒りの声が続出。ネット上では「ああ、去年以来ずっと続いているストロールのひどいパフォーマンスを正当化するのはやめてくれ…彼も問題の一部だ。アストンマーティンは2人のドライバーで構成されているが、片方のドライバー(アロンソ)がレースをしていて、もう片方のドライバー(ストロール)は遊んでいるだけだ」とバッサリ。

さらに「アストンマーティンは成長とは真逆で、ストロールのようなドライバーを擁してもどこにも行けない」「またしても素晴らしいストロールのパフォーマンスだ…」と痛烈に皮肉る声も上がり、「ユウキはあの〝詐欺師〟ストロールに代わって、アストンマーティンにとって素晴らしい補強となるだろう」とストロールの早期更迭と角田の加入を求める意見が挙がっている。

それでも〝ドラ息子〟の地位は安泰なのか。今後は父ストロール氏の決断に注目が集まりそうだ。

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