「1015億円の価値を証明」大谷翔平、124年間で“ただひとり”の快挙達成に大手スペイン紙も驚嘆!「他とは違う」「伝説的な存在になる」

現地時間5月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に「2番・DH」でスタメン出場。第1打席で9号2ラン、第4打席で10号ソロを放つなど4打数4安打3打点と躍動し、5対1でのチーム勝利に貢献した。

大谷の止まらぬ快進撃にスペインの大手スポーツ紙『MARCA』英語版が「大谷翔平は水原一平ショックを乗り越え、ドジャースで素晴らしい活躍を見せている」と異例の報道。「大谷翔平は昨オフ、FA市場の目玉だった。ロサンゼルス・ドジャースは間違いなく勝者だ」と断言した。

この日、今季初の1試合2発、そして4安打を記録した大谷。同紙は「大谷はいつものようにショーを披露。移籍後初のマルチ本塁打と4安打をマークした。他とは違うことをするのに慣れているからこそ、見事にやってのけた」と賛辞を贈った。
一方、35試合を終えた時点での25長打は1901年以来で球団最多記録となった。同紙は「彼は少なくとも1901年以来、ドジャース入団から最初の35試合で25長打を記録した最初の選手にもなった」と、この124年で唯一の記録となる快挙を称えた。

最後に同紙は「大谷翔平はドジャースと歴史的な10年総額7億ドル(契約当時1015億円)の契約を結んだが、(リハビリ中で)今は投手として登板していなくても、それだけの価値があると証明した」と記述。「大谷は来年、2025年にピッチングフォームを取り戻すことができれば、さらに伝説的な存在になるだろう」と二刀流としてのさらなる活躍に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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