「恐れ多く、びっくりするぐらい素晴らしい」清水が怒涛の6連勝、秋葉監督がシステム変更に応えた選手たちを激賞!

清水エスパルスは5月6日、J2第14節でザスパ群馬と敵地で対戦。11分に西澤健太のゴールで先制すると、56分にドウグラス・タンキの追加点でリードを広げ、90分には北川航也の得点でダメを押す。3-0と快勝し、6連勝を飾った。

試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督はまず、アウェーの地まで駆けつけたファン・サポーターや、同5日に亡くなられた名将・勝沢要さんの名を挙げて「多くの方の力を持って今日、こういう良いゲームができたと思っていますので、いろんな方に感謝しています」と語った。

前節の栃木SC戦(4-1)からスタメンを4人変更し、システムは4バックから3バックに変えた。指揮官は、その意図を説明する。

「中2日でお互いに苦しいなかで、スローテンポにはしたくなかったので。我々らしくアップテンポで、ハイインテンシティのハイプレスをかけたいという意図から、システムと選手、最適解を見つけられました」

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試合内容には確かな手応えを示し、選手たちの奮闘を称える。

「また一つ、戦い方の幅が広がったと思っています。3バックもできる、攻撃になったら可変もできるとか。いろんなことを選手たちは、たった中2日で、ほぼ準備ができていないなかで、これをやってのけるサッカーインテリジェンスの高さや、ピッチで出すこのハイパフォーマンス。本当に恐れ多く、びっくりするぐらい素晴らしい選手たちでした」

首位を快走する清水。次戦は11日に鹿児島ユナイテッドFCとホームで相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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