畝傍駅音楽マルシェ

貴重な歴史的建造物として知られる畝傍駅の駅舎を拠点に音楽コンサートとマルシェを楽しむ催しが開かれました。

畝傍駅の駅舎は、1940年に建てられた社寺風の木造建築で皇族が神武天皇陵などを参拝する際に利用されました。老朽化が進む駅舎は建て替えが検討されており市は、駅舎の保存と活用を検討しています。イベントは、地域住民と近隣の店が中心となって駅舎を多くの人が集まる場にしていこうというものです。ステージでは、地元の吹奏楽団などによる演奏が披露され、会場を音楽で盛り上げました。また、近隣の飲食店や手作り雑貨のワークショップなどのブースが並び、訪れた人は、和気あいあいと店の人とのやりとりを楽しんでいました。

畝傍駅音楽マルシェ実行委員会会長の末田泰介さんは「昔は畝傍駅がすごい賑わっていたと聞いているので、またそういうふうになったらおもしろいかなという思いもあってきょうはみんなで来てもらってすごいうれしいかぎりです」と話しました。

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