同居する父親を殴りけがをさせた疑いで、52歳の男が逮捕されました。父親は死亡が確認され、警察は暴行との関係を調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、五條市に住む会社員・藤本嘉克容疑者52歳です。警察によりますと藤本容疑者は、4月30日午後1時50分ごろ、自宅で同居する76歳の父親の胸ぐらをつかんで殴りけがをさせた疑いがもたれています。父親は左ほおが腫れ、あごや右手の皮がはがれていたということです。5月5日に容疑者の妻が父親の部屋に入り、ベッドの上に倒れている父親を見つけ119番し、その場で死亡が確認されました。藤本容疑者は「父親に暴力をふるってけがをさせたということをしてないとは言えません」と容疑を認めているということです。警察は、傷害致死の疑いも視野に捜査しています。