ブラジルの人気リゾート地で撮影されたこの映像が今、物議を醸している。
ヘリコプターから落ちてきた何かを受け取ろうと、多くの人たちがビーチを走り回っている。
人々が必死に拾い集めていたものは、本物のお金だ。
現地メディアによると、4月21日、ヘリコプターから現金1万レアル、日本円で約30万円が、インフルエンサーの女性により、ばらまかれたという。
現金をばらまいたのはブラジル在住のインフルエンサー、ベル・ポンシアーノさん。「ここに1万レアル（約30万円）あります。これをきょう、バルネアリオ･カンボリウにばらまきます」と宣言していた。
ブラジルをにぎわせた衝撃の「現金ばらまき」は今回だけではなかった。
ホテルの窓からも、約9万円をばらまき、真っ赤なオープンカーからも、惜しみなくお札をばらまいていたのだ。
「自分のお金なのだから好きに扱っていい」とする声が上がる一方で、「飛行機から物を投げるのは違法だ」など、さまざまな物議を醸しているという。
ベルさんは、「ブラジルの経済はとても不安定で生活困窮者が多い。そのような人たちを助けるために、SNSを通じて何かをしようと思いついた」とばらまきの理由について話した。
ベルさんには、共同経営者である投資家がいて、フィットネスウェアショップと、高級車販売のオンラインビジネスをしているという。
経営者としての顔も持ち合わせているベルさんは、次なる展望について、「前もって伝えられるのは、とても大きくて、世界中に知られている町で実行するということ。日本にも突然お金をばらまきに現れるかもしれませんね」と話した。
