「電撃的」「素晴らしい突破」久保建英、89分投入でも現地メディアは評価! 地元紙は「明らかなファウルが判定されなかった」と不満も

久保建英が所属するレアル・ソシエダは5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、ラス・パルマスとホームで対戦。2-0で快勝を飾った。

その2ゴールに絡んだシェラルド・ベッカーに右ウイングのスタメンの座を奪われた久保はなかなか出番はこず、最後の交代カードでようやくピッチへ。83分過ぎから準備をしていたが、プレーが中断せず、89分までその時を待たなければならなかった。

ラストプレーで絶妙のトラップからPK奪取かとも思われた突破を披露したが、あまりに出場時間が短く、決定的な仕事はできなかった。

【動画】久保のノーファウルシーン。絶妙トラップからドリブル突破
それでも、現地メディアは一定の評価を与えている。

ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は採点なしで、「日本人は最後に出てきて素晴らしい突破を見せたが、(PKにはならない)ペナルティエリアの外にいたにもかかわらず、明らかなファウルが判定はされなかった」と評した。

スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は「電撃的」と表現。「ボールが出なかったため、彼は6分間も待った」と綴っている。

たった5分でも、好印象を残した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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