【ALL TOGETHER】内藤哲也がジェイク・リーに痛恨敗戦 「今日で完全に覚えたよ」と再戦熱望

内藤哲也(左)から3カウントを奪ったジェイク・リー

日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」が6日に日本武道館で行われ、新日本プロレスの内藤哲也(41)がノアのジェイク・リー(35)に屈辱の敗戦を喫した。

内藤とジェイクの因縁は新日本マット勃発した。4月広島大会の5対5イリミネーションマッチでは最後に残った内藤がジェイクをオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込んだ。ジェイクと共闘関係にある「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のデビッド・フィンレーはATでの6人タッグ戦提案。この日の大会で内藤が鷹木信悟、辻陽太と組みジェイク&フィンレー&ゲイブ・キッドと激突した。

左目尻から出血した内藤は試合終盤に孤立し、ジェイクにFBS(串刺しビッグブーツ)を狙われる。しかしここで鷹木がパンピングボンバーでサポートに入ると形勢逆転に成功。ジェイクに延髄蹴りを決めると、鷹木のパンピングボンバーのアシストからジャックナイフ式エビ固めで丸め込む。

これをカウント2で返されると、必殺のデスティーノの体勢に。ところが寸前でゲイブに阻止されると、そのままレッグトラップ・パイルドライバーでマットに突き刺されてしまう。フィンレーか投げ捨てパワーボムでコーナーに叩きつけられると、最後はジェイクのFBSで3カウントを奪われた。

雪辱を許した内藤は「今までジェイク・リーって選手の名前も顔も知ってたけどさ、今日で完全に覚えたよ。名前、出身地、誕生日、血液型、もう全部分かっちゃった。それくらいジェイク・リーに興味が湧いたよ」と心境の変化を告白。「どういうことか分かるだろ? 今はゆっくり休めばいいよ。そう、まさにトランキーロ…あっせんなよ。またリング上で向かいあえるその日を、焦らずに待ってるぜ、カブロン!」と再戦を熱望した。

一方のジェイクは「内藤と次はシングルをやらせろ」と要求。団体の垣根を越えた抗争は、さらに激化しそうだ。

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