星稜VS航空石川…高校野球・春の石川県大会決勝 星稜が勝利し北信越大会へ「チームがまとまってきた」

高校野球、春の石川県大会は6日が決勝戦。頂点をかけて戦ったのはともにこの春、甲子園に出場した2校です。

リポート:
「春の県大会決勝は航空石川と星稜高校、ともにセンバツで全国を沸かせたチーム同士の対戦となりました。」

石川のトップを争う2校が順当に勝ち上がった決勝戦。先手を取ったのはセンバツベスト4の星稜です。

初回、1アウト3塁のチャンスで3番萩原(はぎはら)。

レフト前に運び星稜が先制します。

航空石川は3回、1アウト2塁のチャンスを作りますが星稜の先発、2年生の道本(みちもと)を打ち崩すことができません。

すると星稜は5回、2アウト3塁でまたも萩原。

会心の当たりは左中間を破るタイムリーツーベース。

7回にも1点を追加した星稜が春の石川王者に輝きました。

星稜 萩原獅士選手:
「ここに来てチームがまとまってきたなというのとチャンスで1本というのがこの大会の課題だったんですけどそこでみんなしっかり打ちきれているという部分に関して良かった。あとは勝ちきれてよかった」

一方、この大会のため先月中頃から野球部だけ輪島に戻り練習してきた航空石川。

航空石川 中村隆監督:
「輪島のグラウンドで学校でやれるというので選手は『やっぱりここがいい』と落ち着いた環境、慣れた環境でやれているというのは良い。これから東京の青梅キャンパスで練習していきますけど気持ちを入れ替えてまた一からという気持ちで夏目指していきたい」

7日に、学校ごと一時移転している東京に戻り夏の大会での雪辱を目指すと言うことです。

星稜は来月1日から富山県で開催される北信越大会に出場します。

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