世界スーパーバンタム級4団体統一王座戦が5月6日、東京ドームで行なわれ、4団体統一王者の井上尚弥が挑戦者のルイス・ネリが対戦。1ラウンド、いきなり井上がダウンを喫するという衝撃の展開となった。
立ち上がりは静かな展開かに思われたが、1分過ぎからネリが強烈な左フックを繰り出し始める。すると、1分半過ぎ、接近戦からネリが繰り出した左フックが井上の顔面を捉え、勢いのまま井上がダウン。しばし驚いたような井上の表情が印象的だった。
しかし第2ラウンド、今度は井上がお返し。2分20秒過ぎ、ネリが振り回してきた左フックをスウェーバックでかわした井上が冷静に左フックをネリの顔面に打ち込み、ダウンを奪う。すぐさまネリも立ち上がり、互いにダウンをひとつずつ奪う立ち上がりとなった。
ネット上では「まさかの展開!」「普通にめっちゃびっくり」「どうした井上」などと、ファンも驚愕の展開となっている。
序盤戦から東京ドームの観客席が騒然となる壮絶な撃ち合いが展開されている。
構成●THE DIGEST編集部