【住之江ボート】上條暢嵩が58年ぶり偉業に挑戦「妥協せず、やれることをしっかりやる」

偉業に挑戦する上條暢嵩

ボートレース住之江の「オール大阪2024ラピートカップ」は6日、準優勝戦が行われた。上條暢嵩(30=大阪)は準優9Rでインから逃げて正月、GW、お盆に行われる〝オール大阪〟4大会連続優出を決めた。

「足はずっといい。優勝戦に入ると普通だろうけど中堅上位くらい」と舟足には納得。それでも「1Mの舟の返りがもうひとつ。伸びを落とさずターン回りを求めてみようかな」と最終決戦へ向けて上積みを求め試行錯誤を繰り返す。

今年は1月下関69周年記念で3回目のGIVを決めるなど通算3V。2024年後期勝率も自己最高の7・76をマーク。「伸びを求めてきて活躍できているのは分かっている」と確かな手応えをつかんでいる。

昨年のお盆、今年の正月を制しており、今シリーズVなら1966年以来58年ぶりのオール大阪3大会連続Vとなる。偉業達成へ「妥協せず、やれることをしっかりやる」と気合十分だ。

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