【マレーシア】日本語プレゼンコンテスト、5年ぶり開催[社会]

マレーシアの日系語学学校AtoZランゲージセンターと在マレーシア日本大使館は、6月1日に首都クアラルンプールで日本語ビジネスプレゼンテーションコンテストを開催する。同コンテストの開催は、新型コロナウイルス禍前の2019年以来、5年ぶりとなる。

クアラルンプール・ブキビンタンのJWマリオットホテルで開催。社会人(日本留学経験の有無は問わず日本語が堪能な非母語話者)の部と、大学生(日本留学経験のない日本語学習者)の部に分け、「キャリア(仕事)」をテーマに日本語で発表する。

申し込みは今月5日に締め切り済みで、同10日にコンテストに参加できる予選通過者が発表される。優勝者への賞品は、社会人の部が日本への往復航空券と賞金1,000リンギ(約3万2,500円)、大学生の部が日本への往復航空券と日本での1週間の滞在(日本在外企業協会の招聘《しょうへい》事業)となっている。当日の来場者は200人を目指す。

日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール事務所、日本政府観光局(JNTO)、国際交流基金クアラルンプール事務所、マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)などが後援する。

AtoZランゲージセンターと在マレーシア日本大使館は、16年に日本語ビジネスプレゼンテーションコンテストを開始。毎年開催していたが、新型コロナの感染拡大の影響で、19年を最後に開催を見合わせていた。22年と23年には、日本在外企業協会の日本招聘事業のマレーシア代表者を選抜するため、AtoZランゲージセンターが単独で小規模の日本語スピーチコンテストとして開催した。

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