シンガポール政府観光局（ＳＴＢ）が発表した観光統計で、2024年３月にシンガポールに入国した外国人は前年同月比45％増の148万514人だった。３カ月連続で140万人を超え、新型コロナウイルス禍以降の最高水準を記録。米国の人気歌手テイラー・スウィフトさんのシンガポール公演が開催されたことが寄与したもようだ。
３月の外国人入国者数は、前月比では3.1％増だった。コロナ禍前の19年同月比で95％の水準まで回復した。
国・地域別では、中国が前年同月比４倍の24万7,724人となり、２カ月連続で首位。前月比では24％減少した。２月は春節（旧正月）休暇などがあったため、同国からの入国者数が急増していた。
２位はインドネシアで前年同月比20％増の20万5,033人、３位はマレーシアで23％増の12万256人とトップ３に順位の変動はなかった。
日本は５割増の５万4,891人で、前月の12位から３ランクアップの９位となった。
