味もギネス級⁉ 流しそうめん世界記録を記念しためんつゆ 竹田市産乾シイタケを使用【大分県】

ギネス世界記録を機に生まれためんつゆを掲げる(右から)大石邦雄さん、和田猛さん、安倍美緒さん。わかば公社の三色そうめんとのセットも販売している=竹田市菅生の道の駅すごう

 【竹田・臼杵】昨年10月に竹田市久住町で樹立された流しそうめんの距離のギネス世界記録をきっかけに、同市産乾(ほし)シイタケを使っためんつゆが開発された。

 記録への挑戦は市内の母親団体「竹姫」が発案。臼杵市の富士甚醤油(しょうゆ)が協賛し、竹田市の市わかば公社がそうめんを提供した。3者の間で「ギネスを記念したつゆを作ろう」と声が上がったという。

 つゆは同醤油が製造。営業担当の大石邦雄さん(42)は商品について、「シイタケの風味を強く感じ、とろみもあって麺によく絡む。自信作になった」と強調する。ラベルには、たけた竹灯籠「竹楽」の写真を採用した。

 販売者となる同公社の和田猛さん(46)=道の駅すごう店長=は「農家の所得向上を目指している。つゆが農産物のPRにつながれば」。竹姫の安倍美緒代表(43)は「ギネス挑戦から竹田を発信する商品が生まれてうれしい」と話した。

 360ミリリットルで540円(税込み)。わかば公社が運営する市内の道の駅すごう、竹田などで販売している。問い合わせは同公社(0974.66.3553)。

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