フィリーズがジャイアンツ4連戦をスイープ 直近11戦10勝の快進撃

【ジャイアンツ1-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

日本時間5月7日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのジャイアンツ4連戦の最終戦を迎え、6対1で快勝。4連戦をスイープして直近11試合で10勝1敗という快進撃を続けており、貯金を今季最多の14とした。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは7回102球を投げて被安打4、奪三振11、与四球1、失点1(自責点0)の好投で4勝目(3敗)をマーク。ジャイアンツ先発のメイソン・ブラックは5回途中8安打5失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。

メジャー初登板のブラックに3回まで無得点に抑えられていたフィリーズ打線だが、4回裏二死から連続四球でチャンスを迎えると、ウィット・メリフィールドのタイムリーで先制。5回裏にはブライス・ハーパーの8号3ランとニック・カステヤノスのタイムリー二塁打で4点を追加し、ブラックをノックアウトした。フィリーズ先発のウィーラーは6回表にエラー絡みでピンチを背負い、ウィルマー・フローレスの犠飛で1点を失ったものの、7回11奪三振の力投。8回裏にはカイル・シュワーバーがダメ押しの9号ソロを放ち、6対1でジャイアンツを破った。

フィリーズは本拠地でのジャイアンツ4連戦をスイープし、今季25勝(11敗)に到達。開幕36試合目までに25勝を挙げたのは142年という長い球団の歴史のなかで1976年(25勝9敗)と1993年(25勝10敗)に続いて3度目のことである。ホームでは10連勝となり、米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、フィリーズのホーム10連勝は直近40年間で3度目。正遊撃手トレイ・ターナーが左ハムストリングを痛めて6週間ほど離脱する見込みとなったのは大きな痛手だが、ターナー不在を感じさせない強さを見せている。

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