“タマネギ男”新党代表「釜山万博の誘致失敗、国政調査を要求する」=韓国

「タマネギ男」こと元韓国法相のチョ・グク(曹国)祖国革新党代表は、2030国際博覧会(万博)のプサン(釜山)誘致失敗について「国会で国政調査を要求し、真相を究明する」と語った。

チョ代表は3日、釜山で開かれた “釜山・ウルサン(蔚山)・キョンサンナムド(慶尚南道)国会議員総選挙勝利報告大会”の演説で「国会が開かれれば、釜山万博誘致失敗の責任を徹底して問いただす」と語った。

チョ代表は「“大韓民国営業社員第1号”を自負したユン・ソギョル(尹錫悦)大統領による釜山万博誘致の最終結果は、みじめな失敗だった」とし「営業社員だと言っていたのに、その営業に失敗し会社に莫大な損害をあたえた営業社員をいかにすべきか」と語った。

つづけて「尹大統領とキム・ゴンヒ(金建希)夫人は万博誘致活動のための外交をしたのではなく、海外旅行やブランド品の買い物をしに行ってきたという、そのような結果ではないか」とし「国会で国政調査を要求し、真相を究明する」と強調した。

また「市民に失望と苦痛を抱かせた責任、5500億ウォン(約618億8000万円)を超える血税を浪費した責任、隣町にでも行くかように海外歴訪をしたが手ぶらで帰ってきた責任、世論をまどわせ国民にウソの報告をした責任、誘致失敗の責任者に総選挙の出馬を許可した責任。その全ての責任を国会で問いただす」と訴えた。

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