0-4で屈辱の完敗、10戦でわずか2勝…マンU指揮官、本来とかけ離れた姿に失望「負けて当然だ」 自身の将来は?

現地時間5月6日に開催されたプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスと敵地で対戦。0-4で大敗した。

直近のリーグ戦9試合でわずか2勝と調子が上がらないユナイテッドは、開始12分であっさり被弾。以降も失点を重ね、屈辱の完敗を喫した。

クラブ公式サイトによれば、エリク・テン・ハーフ監督は、「マンチェスター・ユナイテッドとして、私たちはもっと良いパフォーマンスをするべきだ。出場可能な選手たちは、もっと上手くやる必要がある。負けて当然だ」と猛省。特に周囲を取り囲みながら、マイケル・オリース1人に簡単にかわされた先制点の場面を嘆いた。

「5人の選手がいて、あのゴールはあってはならないものだ。守備に関する指示はあったが、選手たちは実行しなかった。そして手痛い目にあった。左サイドでは2人の選手が重複して1人の選手に対応しようとしていた。非常にまずい守備だ」

【動画】あまりに守備が軽い…1人に簡単にやられた1失点目のシーン
来季の続投が危ぶまれるなか、自身の将来は「考えていない」と言い切る。

「自分のできる最善の方法でチームを準備する。我々は多くの問題を抱えているからね。私はチームとともにより良いパフォーマンスを発揮する一点に集中している。チームをより良くすることだけを考えている」

残るリーグ戦は3試合。オランダ人指揮官は「我々には勝点9を取れるだけの試合がある。この試合から学び、改善しなければならない」と誓うが、サポーターに変わった姿を見せられるか。

アーセナル、ニューカッスル、ブライトンと戦った後には、今季最終戦として宿敵マンチェスター・シティとのFAカップ決勝が控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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