中国、労働節シーズン映画興行収入が15億元突破=中国報道

中国で、労働節連休期間の映画興行収入が15億元(約320億円)を突破した。

映画産業の関連データを発表している「灯塔専業版」によると、5日午後7時8分(現地時間)の時点で、2024労働節シーズン(労働の日である新暦5月1日からの連休で、ことしは5月1日~5日)の映画の興行収入が15億元を突破したという。

うち、アクション映画「維和防暴隊」が4億元(約85億2800万円)で1位、2位がコメディ映画「末路狂花銭」で3億8300万元(約81億6600万円)、3位が犯罪映画「九龍城寨之圍城」で2億4400万元(約52億円)となった。

灯塔専業版のアナリストの陳晋(Jin Chen)氏は、2024年労働節シーズンの映画市場の成績は優秀だとし、「いくつかの映画は予想を上回る興行成績を収めた」と話した。陳氏によると、ことし労働節シーズンに公開された映画はジャンルが豊富で、観客の多様なニーズを満足させたことも、「良い成績を収めることができた重要な要因の1つ」だという。

中国ではことし、春節(旧正月)シーズンに映画興行収入が80億1600万元(約1708億3500万円)を記録したのを皮切りに、晴明節(旧暦の春分から15日目となる4月4日からことしは7日まで)シーズンにも8億4200万元(約179億4500万円)を達成し好成績を収めている。

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