キレイな人は食べている?難読漢字クイズ「茘枝」はなんて読む?

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

今回の漢字は、見慣れない字が入っていますね。「くさかんむり」の下に刀が3つついて「茘」、そのあとに「枝」という字が続きます。

「くさかんむり」や「枝」の字から、植物であることは見当がつくのではないでしょうか。さらにヒントを言うと、食べられる植物です。大好きだという人もけっこういるかもしれませんね。

さて、なんと読むかわかりましたか?

正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

正解は「れいし」でした!

…もしかするとそんなの知らない、っていう人もいるかもしれませんね。「れいし」とは中国語で果物のライチをさしているんです。

うろこのようなゴツゴツとした皮をむくと、宝石のように白くつややかな果肉があらわれるライチ。すっきりした甘さと、気品あふれる香りで多くの人を魅了する果物ですね。

熱帯や亜熱帯で栽培されるムクロジ科の常緑高木で、中国南部が原産地。

ただ、「レイシ」と読む場合はゴーヤーのことをさすこともあり、ややこしいです。そういったこともあってか、果物として食べるものは「ライチ」と呼ばれることが多いですね。

ライチといえば楊貴妃の大好物で、玄宗皇帝が彼女のため馬を走らせて取り寄せたというのは有名な話。

世界三大美女として名高い楊貴妃がよく食べていたということから、ライチといえば美容にいい果物というイメージが強いようですね。

実際、ライチはビタミンCや葉酸、ポリフェノールなどの栄養素を多く含むため女性にとってうれしい果物だそうです。美容のためというより、健康管理のために適度に食べるといいかもしれませんね。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

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