「素晴らしい旅だった」ウェストハム退任のモイーズ監督が感無量「全ての成功に感謝したい」

ウェストハムは現地5月6日、デイビッド・モイーズ監督の今季限りでの退任を発表した。

現在61歳のモイーズ監督は、2017年11月にウェストハムの指揮官に就任。シーズン終了後に退任するも、19年12月に再任し、そこから3シーズン連続で欧州カップ戦出場を果たす。昨季はカンファレンスリーグ(ECL)優勝に導き、クラブに43年ぶりのタイトルをもたらした。

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ウェストハムを離れることとなったモイーズ監督は、クラブの公式サイトで次のようにメッセージを発信した。

「2019年に私が復帰した時よりも、今のクラブは強くなっている。当時のこのクラブは、降格圏の1つ上の順位にいたが、そこから3シーズン連続でヨーロッパの大会に出場することができたことを考えると、素晴らしい旅だったよ。クラブを残留に導いた後、プレミアリーグで6位と7位という結果を残し、昨年にはカンファレンスリーグのタイトルを獲得できた。とても嬉しかったね」

充実した日々を振り返り、謝意を伝える。

「過去4年半に渡る選手たちのサポートと、彼らが成し遂げた全ての成功に感謝したい。ウェストハムのみんなと共に仕事ができて非常に楽しかった。この素晴らしい機会を与えてくれた理事会にも感謝したい。後任の監督、選手、スタッフ、ファン、そしてウェストハムに関わる全員の幸運を祈っているよ」

なお、後任には昨季にウォルバーハンプトンを率いたフレン・ロペテギ氏が有力視されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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