ジャズ漫画『BLUE GIANT』の楽曲に携わったジュリアス・ロドリゲスが2ndアルバムを発表

大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』シリーズの最新章『BLUE GIANT MOMENTUM』の第一巻の発売日にあたる2月29日に、作中で沢辺雪祈が作曲した楽曲「MOMENTUM」が公開されました。この楽曲でピアノを弾いた作曲家 / プロデューサー / マルチ奏者のジュリアス・ロドリゲス(Julius Rodriguez)のメジャー2ndアルバム『エヴァーグリーン』が6月26日(水)に発表されます。アルバムからの先行シングル「ミッション・ステイトメント」がミュージック・ビデオとあわせて公開されています。

アルバムは、キーヨン・ハロルド、ネイト・マーセロー、ジョージア・アン・マルドロウをゲストに迎え、ソランジュ、ホールジー、ビリー・アイリッシュらを手がけてきたティム・アンダーソンとともに制作。ディジョンの「Many Times」(2021年)のカヴァーを含む全10を収録しています。

公開中の「ミッション・ステイトメント」は『エヴァーグリーン』の幕開けを飾るダイナミックな曲で、ハンド・クラップが響くなか、滑らかなベース・ラインの上を生き生きとしたピアノとシンバルが鳴り、のびやかなサックスのソロが聞ける楽曲です。

ニュー・アルバムと先行シングルの「ミッション・ステイトメント」について、ジュリアスは「私にとってこのアルバムは“エヴァーグリーン(時を経ても色あせない)”という意味を体現しています。各曲が示す様々な世界観の中で、自分自身の表現に正直であることを目指しました。ジャンルやレーベルに先入観を持たれるのではなく、音楽そのものを大切にすることをこれからも貫いていきたいと思っています。このアルバムのジャンルは私自身です。私はただ皆さんが知っているようなジャズ・ミュージシャンになりたいわけではないのです。私の使命は皆さんが知っていることや期待していることから抜け出して、ただ好きなことをやるだけなんです」と語っています。

Photo by atibaphoto

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