「選択を間違え、デュエルにも勝てない」先制点奪取で2戦連発も、上田綺世のプレーを現地解説者が厳しく指摘! PK失敗は擁護

現地時間5月5日に開催されたエールディビジ第32節で、日本代表のFW上田綺世が所属するフェイエノールトはズウォーレと対戦。5-0で快勝した。

この一戦で、上田は2試合連続の先発出場。33分には、ボックス内で素早いターンから先制点を奪った。さらに2-0で迎えた48分には、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。自らキッカーを務めたが、相手GKに阻まれた。

PKは失敗したものの、2戦連発となる今季4点目をマークした上田。しかし、オランダメディア『SoccerNews.nl』によると、かつてフローニンヘンなどでプレーした解説者のケース・クワクマン氏は、日本人FWのパフォーマンスについて厳しい見方をしている。

【動画】素早いターンから先制弾! 上田綺世の今季4点目
「彼は序盤が悪かった。何度か選択を間違え、デュエルで勝てなかったり、技術的なミスもした。身体は使えるが、テクニックはまだ傑出したものではない」

それでも、PKを獲得したプレーには「PKはミスしたが、そういうこともある。ただ、ファウルをもらった場面では力強かった。身体を上手く使っていたし、当然の判定だ」と評価した。

今季のリーグ戦は残り2試合となったが、上田はどこまでゴール数を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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