「悔しさと憤りを感じずにはいられません」浦和が観客1名を無期限入場禁止処分に。川崎戦後に物品の投げ込み行為が発覚

浦和レッズは5月7日、観客1名への違反行為による無期限の入場禁止処分を発表した。

処分対象は、3日に敵地で行なわれたJ1第11節・川崎フロンターレ戦で発生した物品の投げ込み行為。クラブは公式サイトで「試合終了後、浦和レッズ選手一同が応援エリアへ挨拶に向かった際、応援に用いていた大旗を投げた」と報告した。

処分内容は、国内問わず浦和レッズが出場する全ての試合の無期限入場禁止で、浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーの試合も含む。

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この件について浦和は「改めまして、この度は試合運営管理規定違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、次のようにコメントした。

「多くのファン・サポーターのみなさまや社外関係者のみなさまがクラブと共に、再発防止のために意識を高め、互いに声を掛け合うなどして安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現を浦和レッズ全員で目指そうと行動してくださっている最中にこうした事案が発生してしまったことに対し、悔しさと憤りを感じずにはいられません」

さらに「引き続き矢印を自らに向け、再発防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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