「廃墟になっていませんように」祈りながら着いた先は極楽!?一面のピンク色に1万件のいいね

Martin Barraud/gettyimages

せこなおさん(@sekonao)がXに投稿したのは、久しぶりに訪れた一軒家の庭で起きていたうれしい出来事。草が生い茂り「廃墟になっているかも」とすら思っていた場所は、一面ピンク色の花で埋め尽くされていました。お話をうかがいます。

せこなおさんのX

廃墟どころか極楽

中古の一軒家を購入したものの、多忙でなかなか引っ越しができなかったせこなおさん。久しぶりに様子を見に行くと驚きの出来事が待っていました。

購入から時間が経っていたため、「廃墟になっていませんように」と祈りながら現地に向かったところ、目の前に広がっていたのは一面のピンク色!石やコンクリートの部分にはないものの、玄関まで続く細い道をピンクの花がびっしりと埋め尽くしています。
その光景を見て、せこなおさんは「極楽みたい」と思ったのだとか。

「これは、雑草…?」と、せこなおさんが花の写真を投稿すると、コメント欄には「道端の石の隙間にこっそり咲いているとかわいいやつですね」「えー!めっちゃ綺麗!大丈夫ならこのまま極楽状態でもいいんでは……」「きっとその土地の妖精から大歓迎されていると思いました」など、小さなかわいらしい花を喜ぶ声が集まりました。

ちなみにこちらの花は「ヒメツルソバ」という名前とのこと。
投稿について、せこなおさんにお話をうかがいます。

ハッピーな景色

せこなおさんによると、前回お家の状況を確認してから投稿写真の状態になるまで大体2〜3カ月が経っていたのだそう。
初めて写真の状況を見たときの感想を、あらためてお聞かせください。

「草だらけの荒れ果てた状況を想像していたので、突然目の前に現れたハッピーな景色に『あれ極楽かな?わたし一度死んだ?』と思いました」

マイナスの想像からのこの光景には、とても大きなギャップがありますよね。現実かどうか疑いたくなるのも頷けます。

花の名前を知らせるコメントが相次ぐ

お花は「ヒメツルソバ」とのことでした。花の名前はどのようにして分かったのでしょうか。

「この投稿のコメント欄で、皆さんに教えていただきました」

「見たことがある」という人の声がたくさん寄せられていましたね。

「綺麗ですが繁殖力の強い雑草とのことなので、近隣のお宅にご迷惑にならないよう管理しないといけないようでした」

びっしりと生えている様子がその繁殖力を物語っています。

極楽状態のその後

その後、こちらのお花はどうなっていますか。

「完全に抜いてしまうのも惜しかったので、お隣に伸びそうな範囲だけ抜いて、あとは残しました。しかし真冬の寒さを越えられないのか、残した分も花は枯れてしまいました」

残しておきたいと思っていたのに、枯れてしまったのは残念でしたね。根が残っている場合もあるようなので、温かくなってまたかわいらしい花が戻ってきてくれるといいですね。

中々手入れのできなかった家がどれだけ荒れているかと思いきや、かわいらしいピンク色の光景が広がっていた今回の投稿。雑草ではありますが、こんな風に見事に咲いてくれたら、うれしくて大事にしたくなりますね。

取材協力:せこなおさん(@sekonao)

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