【ノア】新日本のゲイブ・キッドがGHC王者・清宮海斗に挑戦決定 ALL TOGETHERで襲撃しベルト強奪

6日のALL TOGETHERで清宮海斗(下)からGHCのベルトを奪ったゲイブ・キッド

ノアは7日までに6月16日横浜大会で新日本プロレスのゲイブ・キッド(27)がGHCヘビー級王者の清宮海斗(27)に挑戦することを発表した。

事件が起きたのは6日の日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)だった。メインの6人タッグ戦で勝利を収めた清宮がマイクで大会を締めくくり、出場選手による記念撮影が終了した直後にゲイブが襲撃。レッグトラップ・パイルドライバーで清宮をKOしたゲイブはGHCのベルトを奪い取り挑戦をアピールした。同大会は能登半島復興支援チャリティー大会だったのだが、まさかのバッドエンドとなった…。

ゲイブと清宮は昨年の新日本「G1クライマックス」公式戦で両者リングアウトによる引き分けに終わっている。清宮も「やりてえんだったらノアに来てみろよ!」と自団体への出頭を条件に挑戦を受諾。団体の迅速な判断により、襲撃当日の夜には横浜大会での初防衛戦が正式に決定した。

また22日後楽園大会には新日本の内藤哲也、鷹木信悟、石井智宏の3選手の参戦が決定。内藤、鷹木組はジェイク・リー、タダスケ組とタッグ戦、石井智宏はマサ北宮とシングル戦でそれぞれ激突する。

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