驚愕11号よりも…指揮官が感銘受けた打席 大谷翔平の好調物語る“マネジメント”

試合後に取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

メジャー単独トップの11号…最終打席では四球で出塁「ストライクゾーンの管理」

■ドジャース 6ー3 マーリンズ(日本時間7日・ロサンゼルス)

ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地・マーリンズ戦で今季初の3戦連発となる11号本塁打を放った。直近3戦4発の大当たりで本塁打数はメジャー単独トップに。デーブ・ロバーツ監督は好調の要因について「ストライクゾーンの管理」と明かした。

豪快弾は初回だった。追い込まれてからムニョスの高め直球をとらえた。前日から2打席連続の一発は打球速度107.6マイル(約173.3キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大弾だった。

これで10号で並んでいたマイク・トラウト(エンゼルス)、ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、マルセル・オズナ(ブレーブス)を抜いて、両リーグを通じて単独トップに立った。さらにマーリンズ戦は初本塁打で、27球団目。3試合連発は通算7度目で日米通算で230号となった。

試合後、ロバーツ監督は「最終打席でカウント3-1から低めのスプリットを見逃したように、彼のゾーンにボールが来なかったら、出塁してバトンを渡すことができる。ヒットや打点がでているし、今になって長打もでてきた。ストライクゾーンをコントロールした結果だ」と最終打席の四球を評価していた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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