大阪・寝屋川市議の吉羽美華被告と共謀 新型コロナの公的融資めぐるウソの仲介で6億円詐取の女に懲役4年判決

新型コロナの公的融資制度を悪用し、大阪府寝屋川市議の吉羽美華被告と共謀して6億円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた女の裁判で福岡地裁は懲役4年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、東京都港区の無職・宮原由美子被告です。

判決によりますと宮原被告は、4年前、当時、寝屋川市議だった吉羽美華被告らと共謀し、新型コロナの影響で業績が悪化した久留米市の医療法人などに公的融資をめぐるうその仲介話を持ちかけ、虚偽の書類を提出して福祉医療機構から6億円をだまし取りました。

宮原被告はこのうち、5300万円を報酬として受け取っていました。

7日の判決で福岡地裁(冨田敦史裁判長)は、「故意であり、吉羽被告との詐欺の共謀も認められる」と指摘。

「金銭目的の悪質な犯行」などとして、宮原被告に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

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