車検切れの所有車両を約2か月で291キロ走行 競技・運営視察などに使用 岩手県体育協会

岩手県体育協会は7日、所有・管理している車両1台を車検が切れた状態のまま使用していたと発表しました。

県体育協会によりますと、車検の有効期限が過ぎていたのは県体育協会が管理する車両1台で、2024年2月15日に有効期限が切れていました。この車両は2月21日から4月23日までの間、延べ17回、291キロを走行していました。4月23日に職員が使用した際に車検証を確認し発覚したもので、翌日に警察へ報告したということです。

車両は職員が交代で関係団体を訪問する際や競技・運営視察などの業務で使用しているもので、有効期限満了後、事故や故障は発生していないということです。県体育協会は4月30日付で業務担当者の事務局長へ文書による厳重注意、職員への再発防止の訓示を行ったということです。今回は車両の管理体制が不明確であったことが原因であるとして、県体育協会は今後、管理担当者の明示や職員全体で情報共有することで再発防止に努めるとしています。

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