TDS新エリア、「アナ雪」アトラクション体験で“ハプニング” 光ったキャストのオペレーション

「アナとエルサのフローズンジャーニー」の外観【写真:ENCOUNT編集部】

「アナとエルサのフローズンジャーニー」乗車中に運用中止

6月6日にオープンする東京ディズニーシーの8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」が7日、メディアに公開された。実際に新アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験すると、思わぬハプニングに遭遇した。

「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』がテーマの「フローズンキングダム」、『塔の上のラプンツェル』がテーマの「ラプンツェルの森」、『ピーター・パン』がテーマの「ピーターパンのネバーランド」の3エリアと、「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される。

今回、記者が体験したのは「フローズンキングダム」にあるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」。16人乗りのボートに乗り、ディズニー映画『アナと雪の女王』の物語を追体験できるという。

いざ乗船し、『アナ雪』の世界へ。映画でおなじみの『雪だるまつくろう』や『生まれてはじめて』などの名曲が流れる中、ボートは前や後ろへとさまざまな動きで進んでいった。

ところが突如、音楽が鳴りやみ、キャストから安全確認のため停止するというアナウンスが。ボートが停止してからしばらくすると、「システム調整のためご案内を中止」するというお知らせが入った。「キャストがご案内するまでそのままお待ちください」と数回アナウンスが流れたのち、ボートのもとにキャストが到着。丁寧な案内とともに安全に出口へと誘導してもらい、アトラクション体験は終了。「フローズンジャーニー」の完走は“お預け”となった。

今回のシステム調整による運用中止は、ディズニーリゾート内のアトラクションで珍しいことではない。また、これは安全装置がしっかりと作動している証拠でもある。これまでにもライド途中の運用中止は経験したことがあり、そのたびにキャストが丁寧にアナウンスし、安全に出口まで案内をしてくれていた。

ファンタジースプリングスはオープンまで残すところ30日あるわけだが、今回のキャストによるオペレーションはスムーズ、かつ丁寧なものだった。オープンを前にして、施設だけでなくキャストの方々もすでに完成されているように思える貴重な体験となった。

そんな「アナとエルサのフローズンジャーニー」のアトラクション概要は以下の通り。

ボートに乗って、ディズニー映画『アナと雪の女王』の物語を追体験し、冒険と「真実の愛」がおりなす壮大かつ心温まる姉妹の物語を楽しむことができる水流ライドタイプのアトラクション。『生まれてはじめて』や『レット・イット・ゴー~ありのままで~』などの映画の名曲が流れる中、ボートは前や後ろへとさまざまな動きで進み、ゲストはちょっとしたスリルを感じながら、アカデミー賞を受賞した映画である『アナと雪の女王』の魅力的な世界を鮮やかに体験できる。ENCOUNT編集部

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