【MLB】ロッテ・佐々木朗希は「ドジャースと契約しないかも」と米メディア報道

気迫あふれる投球をする佐々木朗希

米国メディア「クラッチポインツ」は6日(日本時間7日)、「ドジャースが次の日本人スターと契約しないかもしれない一つの理由」という記事を掲載。将来的なメジャー挑戦を表明しているロッテ・佐々木朗希投手(22)について気になる情報を報じた。

「佐々木朗希は2024年シーズン終了と同時にポスティングされる可能性がある。そうなればドジャースを含む多くの球団が興味を示すだろう。ロサンゼルス(ドジャース)は確かに佐々木と契約する資金はあるが、他の場所に目を向けることもできると考え始めている人もいる」。USAトゥデーの名物記者、ボブ・ナイチンゲール氏によるとその中には一人のMLB幹部も含まれているという。

「彼らは佐々木の物腰が柔らかく、控えめな性格がパドレス、マリナーズ、ジャイアンツなどのチームによく合うだろうと信じている」と、MLB関係者の間でささやかれている話を紹介。「たとえ佐々木の性格がロサンゼルスらしくないとしても、スター投手は勝利に興味がある」としつつも、銀河系軍団のドジャースは環境面で適さないという声が上がっているという。

「大谷翔平は最終的にドジャースに入団したが、キャリアをスタートさせるためにエンゼルスと契約した」と大谷を引き合いに出し、ワンクッション置いて名門チームにジャンプアップすることが理想だとした。

「世界で最も強力な投手の一人である佐々木は破壊的な三振パンチを持っている。どんな相手にとっても恐ろしい存在だ。MLBのチームが佐々木のポテンシャルに夢中になるのも納得」。佐々木本人の預かり知らないところで〝朗希争奪戦〟はヒートアップしている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社