GW期間中の鉄道利用状況 「曜日の配列」影響か 前年下回る区間も

JR各社は7日、ゴールデンウイーク期間中の新幹線などの利用状況を発表しました。

JR九州では、好天に恵まれたどんたくなどイベントの影響もあり、利用者数は去年を上回りました。

JR九州

JR九州によりますと、4月26日から5月6日にかけて九州新幹線と在来線の特急を利用した人は、上りと下りあわせて約71万9000人でした。利用者数は去年より3万5000人増えていて、JR九州は、好天に恵まれた博多どんたく港まつりなどのイベントで移動する人が多かったことやインバウンドの回復が要因とみています。

また、コロナ禍前と比べると、利用者数は9割まで回復したということです。

JR西日本

一方、山陽新幹線・新山口~小倉のゴールデンウイーク中の利用者は72万2000人で、去年の利用者数を下回りました。去年の95%にとどまっています。

JR西日本は「曜日配列の影響で長期の旅行がしにくかったのではないか」と分析しています。

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