脱炭素行動で交通系ICカードに最大5000ポイント 「ECOチャレンジ」スタート

省エネ家電の購入や電気・ガスの使用料削減など脱炭素につながる行動に対し、最大5000ポイントがもらえるキャンペーンが7日から福岡市や大野城市などではじまりました。

参加世帯を募集

「福岡市地球温暖化対策市民協議会」は7日から12月末まで脱炭素に取り組む活動「ECOチャレンジ」に参加する世帯の募集をはじめました。

対象は福岡市、大野城市、宗像市、古賀市、志免町、新宮町に住む7000世帯です。

環境省が提供している温暖化対策診断サービス「うちエコ診断WEBサービス」に登録することが条件で、脱炭素行動を報告すれば「nimoca」や「SUGOCA」などの交通系ICカードに最大5000ポイント付与されます。

ポイントが付与されるのは?

ポイントが付与される脱炭素行動は21種類。

省エネ性能が優れたエアコンや冷蔵庫を購入すれば2000ポイント、電気・ガスの使用量を前年同時期と比べて削減すれば、最大1500ポイントが付与されます。

また、アサガオやゴーヤなどを育て、「緑のカーテン」を設置すれば500ポイント、使いきれない未使用・未開封の食品を寄付する「フードドライブ」に参加すれば、300ポイントです。

その他にも地元産農水産物の購入で最大1000ポイントやフリマアプリを利用して衣類を購入すれば最大900ポイント付与されます。

「福岡市地球温暖化対策市民協議会」は「各家庭にあったエコアクションを選んで、脱炭素に取り組んで欲しい」と話しています。

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