JR四国のGW乗客伸び悩む 主要3路線、9%減

 JR四国が7日発表したゴールデンウイーク(GW)期間(4月26日~5月6日)の利用状況によると、四国内の主要3路線(予讃、土讃、高徳の各線)の乗客の合計は前年の同じ時期と比べ9%減の11万2400人だった。瀬戸大橋線は26万700人で前年並みの利用があったものの、予約の出足の好調さに反して伸び悩んだ。

 JR四国運輸課は「4月と5月の連休の間の平日が3日間となり、曜日配列の関係で距離の長い旅行が控えられたのではないか」とみている。新型コロナウイルス禍前の2018年のGWと比べると、主要3路線は82%、瀬戸大橋線は90%の水準にとどまった。

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