「VRを使って火事の怖さや消火の仕方とかを伝えていけたら」岡山市消防団の「学生団員」がVRで消火体験

学生たちが最新技術を使った防災研修に取り組みました。岡山市消防団の「学生団員」がバーチャルリアリティの空間で火災現場での消火活動を疑似体験しました。

(ゴーグルをかけた学生たち)
「おーすげえ火がぶわってなった」

見えていたのは、VR=バーチャルリアリティの空間で再現された天ぷら火災の現場です。映像では出火から消火までの一連の流れを疑似体験できるようになっています。

VRを使った研修はことし4月に岡山市消防団の「学生団員」になった岡山医療福祉専門学校の学生85人を対象に行われました。研修は岡山市消防局が学生団員にこのVR装置を防災イベントなどで有効活用してもらおうと企画したものです。学生たちはVR装置で火災の恐ろしさや消火活動の手順などを体験しました。

(学生消防団員)
「火がすごくリアルでした。迫ってくるので怖いなと思いました」

(学生消防団員)
「VRを使って火事の怖さや消火の仕方とかを伝えていけたら」

岡山市消防局によりますと、学生団員はことしの秋ごろにVRを使った防災イベントを開催する予定だということです。

© RSK山陽放送株式会社