「赤は止まって、青は進む!」信号機の色の意味や車の死角を学ぶ 保育園で交通安全教室 北海道・江別市

北海道・江別市の保育園では交通安全教室が開かれ、園児たちが信号機の色の意味を確認したり車の死角になる危険な場所などを学びました。

■警察官:

「(信号の)赤は?」。

■園児たち:

「止まれ~~」。

江別市のわかば保育園で行われた交通安全教室。

園児96人に信号機の色やその意味を説明したのは、去年江別警察署の交通課署員3人で結成された「交通安全講話チームオッ3」です。

■男の子(年長):

「勉強になった」、「赤は止まって、黄色は頑張って止まる。青は進む」。

■女の子(年長):

「あのさ、道路のこととかあのさ、ちゃんとさ危ないところは行かない」。

また車の前方や後方でドライバーの死角となる部分を分かりやすく説明し、園児たちに車の近くの危険な場所では絶対に遊ばないように指導しました。

■警察官:

「車のこのロープ張っている内側では遊ばない。運転手さんから見えないから非常に危ないです」。

実際に、ドライバーの目線になってみると・・車の周りに張っていた黄色のテープは死角となり運転席からは見えないことがわかります。

4月、岩見沢市では3歳の女の子がワンボックスカーが発進した際に巻き込まれ死亡した事故がありました。女の子は車の死角となっていた場所にいたとみられています。

■江別警察署交通課・高谷政伸課長:

「車というのは見えているようで死角というのが多数存在します。車の周りにそういった小さいお子さんがいないか、特に車を発進するときには死角に何かものがないか、人がいないかっていうのをしっかり確認して車を発進させてほしい」。

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