俳優・中村倫也がセレモニアルピッチ 和田毅から教授されノーバン投球 「100点ぐらい」7―8月に博多座で公演

試合前、セレモニアルピッチに臨んだ中村倫也(撮影・穴井友梨)

◆ソフトバンク―日本ハム(7日、みずほペイペイドーム)

俳優の中村倫也(37)が、セレモニアルピッチに登場し、ノーバン投球を披露した。

7月7日から8月2日まで福岡市の博多座で上演される「いのうえ歌舞伎『バサラオ』」のPRのため登場。

舞台を主宰する劇団☆新感線が44周年であることにちなみ、背番号「44」のユニホームを着てマウンドに立つと、大きく振りかぶって投げた球はストライクゾーンに構えたキャッチャーミットに収まった。投球前に和田毅からボールの握り方を教わったといい、「真っ直ぐいったので良かったです。100点くらいじゃないですか」と笑顔で振り返った。

普段から草野球などで野球には触れているというが、セレモニアルピッチは初めての経験。「改めてすごいなと思いました。あの観客の中で、指先一つで勝負が分かれる職業じゃないですか。尊敬の念が、改めて。良い経験をさせていただきました」と、初めての貴重な体験をかみしめていた。

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