メーデー連休に本土観光客77万人

特区政府の報道官は5月6日、中国本土における5日間のメーデー連休(5月1日~5日)による効果を総括した。6日の香港メディアによると、本土からの観光客の全体的な入境者数は予想どおりであり、出入境管理所の全体的な運営と観光客の受け入れのあらゆる側面はスムーズだった。特区政府文化体育及旅遊局の楊潤雄・局長は「多くの政府関連部門、機関、業界が群衆の管理に全力を尽くし、香港のおもてなしの精神を最大限に発揮し、香港を訪れる本土の観光客に素晴らしい旅行体験を提供している」と述べた。連休の大部分は雨の影響を受けたが、本土からは76万人以上の観光客が香港を訪れ、これは推定と一致し、香港経済に20億ドル以上の消費者収入をもたらした。また1日には海上花火大会も無事に開催され、全体の雰囲気を盛り上げた。政府はこれまでの経験を総括し、将来の連絡調整作業に向けてより良い準備を整え、香港での観光客の体験を向上させる考えだ。

入境処によると、5日間のメーデー連休中に海、陸、空のさまざまな出入境管理所を経由して香港を訪れた本土の観光客の合計は約76万6000人を記録。本土の観光客の入境者数は1日平均約15万3000人であった。2023年のメーデー連休に比べ22%増加。本土からの観光客が香港に入境したピーク日は2日で、約19万2000人が香港を訪れた。本土からの観光客が最も多く利用したのは高速鉄道の西九龍駅で、次にMTR東部線の落馬洲駅。旅遊業監督管理局の登録情報によると、連休中に本土からの観光ツアー計約570組が香港に到着し、本土観光客総数の約2.4%を占めた。ホテル全体の稼働率は85%を超えた。

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