大谷11号で響いた絶叫「あり得ない!」「ショットガンの音がしたぞ!」 そして訪れた20秒の沈黙

第1打席で11号2ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で11号2ランを放った。打球速度107.6マイル(約173.1キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大弾。本塁打ランキングでメジャー単独トップに浮上した一打に、地元放送局は「ショットガンのような音がした」と伝えると、しばし沈黙していた。

もはや言葉が続かない。2点を先制されて迎えた初回無死一塁の第1打席。大谷は相手先発ムニョスの速球をとらえると、打球は中堅フェンスを楽々と越えていった。豪快11号2ランにスタンドは大興奮。前日のブレーブス戦で2本塁打を放ち、両リーグ最多タイの10号に到達していたが、これでメジャー単独トップに立った。

3戦連続のホームラン。中継していた地元放送局スポーツネットLAの実況を務めたジョー・デイビス氏は打った瞬間、「あり得ない!ショットガンのような音がしたぞ! またいった!」と絶叫。その後、大谷がダイヤモンドを一周する間の約20秒間、完全に沈黙した。

その後に口を開いたデービス氏は「いい打者がいれば、いいパワーを持った打者もいる。そしてパワーを兼ね備えた素晴らしい打者もいるということだ」と大谷の衝撃打を称賛していた。この日は3打数2安打2打点、1四球2盗塁の活躍で6-3の勝利に貢献。打率.370、11本塁打など多くの部門でメジャートップに立っている。

THE ANSWER編集部

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