“核ごみ”文献調査巡り 玄海町長が経産大臣と面会

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定に向け佐賀県玄海町の脇山町長が経済産業大臣と面会しました。

7日午後5時半前、玄海町の脇山町長が経済産業省の斎藤大臣のもとを訪れました。

脇山町長「大変私も悩んでいるところでございます」「本当に大事な問題でありますので私としてももう少し理解が深まる活動をしていきたいと」

齋藤大臣「最終処分は日本社会全体で必ず解決をしなくてはならない重要な課題」「いうまでもなく文献調査は処分地選定に直結するものではない。いわば対話活動。」

玄海町では、先月の議会で「文献調査」の請願が賛成多数で採択され、脇山町長は「今月中に受け入れるかどうかを決める前に大臣に会いたい」としていました。

面会後、脇山町長は、「受け入れの可否はきょうはまだ何も話しておりません」

住民説明会については、「開くつもりはない。議会での議論を住民の皆さんにはしっかり見て頂きたい」としたうえで、「5月中には私の判断を議会に伝えたい」と考えを述べました。

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