ゴールデンウィークの人出 2023年より減少も各地大にぎわい(高知)

最大で10連休となった今年のゴールデンウィーク。天候に恵まれなかった日もあり、主な観光施設の利用者は10日間で21万5000人あまりと去年に比べて少なくなりましたが、それでも、各地は大勢の人で賑わいました。

県観光コンベンション協会によりますと、主な観光施設の利用者は4月27日から6日までの10日間で21万5418人で、去年より2万2273人少なくなりました。また、1日平均は2万1542人で、こちらも去年に比べ4868人少なくなりました。

2024年は、前半が3連休、平日を3日挟んで後半が4連休となり、前半は天気に恵まれず人出が鈍かったものの、後半は概ね天気に恵まれ、5月4日と5日を中心に利用者数が伸びたということです。

施設別では、県立牧野植物園の入園者数が1日平均で1968人と過去3番目に多くなっていて、去年放送されたドラマ「らんまん」の好影響が続いていることが伺えます。また、外国客船や台湾チャーター便の利用者が立ち寄る高知城懐徳館のほか、2023年リニューアルした桂浜公園などの施設も好調だったということです。

さらに、2025年にはドラマ「あんぱん」の放送が予定されていることもあり、香美市の「やなせたかし記念館」では、去年を1548人上回る1万2512人が訪れたということです。

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