日本ハム痛恨サヨナラ負け 場内暗転後、必死のアピールプレーは認められず 新庄監督が審判から説明受ける 矢沢が決勝点を献上

 延長12回、ソフトバンクにサヨナラ負けし審判にタッチアップの場面の確認を取る新庄監督(右)

 「ソフトバンク2-1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムは十二回、痛恨のサヨナラ負け。首位攻防で2連敗となり、ソフトバンクとのゲーム差は4.5に広がった。

 先発の山崎が7回5安打1失点の好投。四回に山川に同点ソロを被弾したが、粘り強く最少失点に抑えた。

 だが、打線が援護できず。ソフトバンク・有原を攻略できず、十二回に矢沢が無死満塁から代打・周東の犠飛で決勝点を献上した。

 タイミングは完全にセーフだったが、新庄監督はわずかな望みにかけてリクエスト。判定は変わらず試合終了となった。

 場内が暗転し、ソフトバンク選手、ファンが歓喜にわく中、日本ハム内野陣はイチかバチか、三走のスタートを巡りアピールプレーを敢行しようとしたが認められず。すでに引き上げていた審判が戻って新庄監督に説明すると、納得した様子で引き下がった。

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