3度目の正直だ! 広島は7日の阪神戦(甲子園)に2―0で快勝。先発・床田寛樹投手(29)は3勝目を挙げた。
投げ合った阪神先発は村上。4月9、30日に続き、早くも今季3度目のマッチアップとなった。いずれも敗戦投手となっていただけに、床田は雪辱に燃えていた。虎打線を8回途中まで散発7安打無失点。2点リードの8回に一死満塁のピンチを招き、リリーフの火消しを仰いだが、今季最多自己最多の125球の熱投で、ついに昨季のMVP右腕に投げ勝った。
試合後の左腕は「やっと勝てましたね。うれしいですね。先週(4月30日)もその前(4月9日)の甲子園も負けていたので。今日アイツに負けたら2度と勝てないんじゃないかというぐらいのピッチャー。何とか勝てたのはよかった」と、満足げな表情で試合後のバスへと乗り込んだ。