ソフトバンク・小久保監督 サヨナラ犠飛の周東に言及「事情があって出したいところで出さずに我慢していた」

 ソフトバンク・小久保監督

 「ソフトバンク2-1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが延長十二回に無死満塁の絶好機を作り、代打・周東佑京外野手の左犠飛で今季4度目のサヨナラ勝ちを果たした。

 周東はパ・リーグ2位の打率・315をマークするなど欠かせない戦力だが、6日の同戦から2試合連続でスタメンを外れていた。小久保監督は「事情があって、出したいところで出さずに我慢をしていた。(スタメン外について)ちょっと言えないところ」と詳細は伏せたが、「最後のいい場面で出せるもんだなと思って見ていました」と劇勝に目を細めた。

 周東はコンディション不良だと思われるが、試合後には「打席に立てる状態だから立っている。(試合前の)練習もしているし」と話した。また、「ノーアウト満塁だった。三振はいい。本塁ゲッツーは最悪。外野フライを打とうと思っていました」とサヨナラの場面を振り返った。

 ソフトバンクは3連勝。2位の日本ハムとのゲーム差を4.5に広げた。

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