【マレーシア】日本のNIL、ヘアケア製品の販売開始[商業]

研究開発型のスタートアップ企業NIL(エヌアイエル、東京都千代田区)は7日、マレーシアとタイでヘアケアブランド「SUNA(スーナ)」の販売を開始すると発表した。

NILは、企業の電子商取引(EC)事業やマーケティング支援を手がけるAnyMind Group(エニーマインドグループ、東京都港区)と、ソフトウエアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供する同社のビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス(BPaaS)モデル「グローバルECソリューション」の提供と、マレーシアとタイにおけるSUNAの独占販売に関する契約を締結。今月中に両国でSUNAのオフィシャルストアを立ち上げ、越境EC展開を開始する。

NILは、有機合成の研究者が集結して2015年に設立。17年に発売した、染めずに白髪をケアするSUNAブランドのヘアケア製品をはじめ、さまざまなエイジングケア製品を研究開発している。

昨年秋ごろから、AnyMind Groupが展開するECモールを活用した越境販売サービスを用いて、マレーシア、タイ、シンガポールでSUNAブランドのヘアケア製品のテスト販売を実施。結果が好調だったことから、マレーシアとタイでオフィシャルストアを立ち上げることを決めた。

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