【シンガポール】世界都市サミット、6月2~4日に開催[経済]

シンガポールで6月2~4日にかけて「世界都市サミット」が開催される。世界各国・地域の政府指導者や大企業、思想的リーダー、学者らが都市における居住性や生活の質の向上に向けて議論する。

シンガポール国家開発省傘下のシンクタンク「住みやすい都市センター(Centre for Liveable Cities、CLC)」と都市再開発庁(URA)が共同で開催する。隔年開催で、今回で9回目となる。

2024年の全体テーマは「住みやすく持続可能な都市:再活性化、再発明、再考」だ。世界的な気候変動や経済的・社会的ストレスに適応できる、スマートでレジリエント(強靭=きょうじん)かつ再生可能な将来の都市づくりを行うことを目的としている。

参加者は、「人々のための都市」「レジリエントで再生可能な都市」「スマートシティー」「都市の持続的な金融」「未来の都市」という5つのテーマ別に、全体セッションやディスカッションなどに取り組む。

シンガポールは世界都市サミットを2008年に初開催。これまで250都市超が参加した。22年の参加者数は、56カ国・地域から72人の閣僚や市長を含む計2,500人超だった。

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