【台湾】光宝科技、高雄でビル着工=27年完工へ[IT]

光宝科技は6日、高雄市の楠梓科技産業園区でオフィスビル「高雄光宝大楼」の着工式典を開いた(高雄市政府提供)

台湾電子部品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)は6日、高雄市の楠梓科技産業園区でオフィスビル「高雄光宝大楼」の着工式典を開いた。2027年に完工する見通しだ。光宝科技は、高雄市で投資を続けている。

高雄市政府経済発展局(経発局)が6日発表した。経発局によると、高雄光宝大楼は地上26階、地下4階建てとなる予定。環境に配慮した建築物「グリーンビルディング(緑の建築)」で、研究開発(R&D)センターや宿舎としての機能を持つほか、駐車スペースは市民に開放されるという。

光宝科技の邱森彬総経理は、高雄について「世界展開における重要拠点の一つだ」とコメント。同社は数十年にわたり高雄を深耕してきたと強調した。

光宝科技は23年、楠梓科技産業園区で運営センター第2期工事を開始。100億台湾元(約476億円)以上を投じるとしている。

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