チャールズ国王の戴冠1周年を記念して式典の映像が公開

英チャールズ国王(75)の 戴冠1周年を祝い、 英王室のインスタグラムに戴冠式典の様々な映像が投稿された。

王室の同ソーシャルメディアには、 戴冠式の前夜、バッキンガム宮殿の外のザ・モールで国王が待ち受けた人々に挨拶する映像から始まる戴冠式の様子をモンタージュした映像が公開され、 国王が2022年に96歳で死去した母エリザベス女王の後を受け、昨年5月6日にロンドンのウェストミンスター寺院でカミラ王妃(76)とともに戴冠式を行う姿が収められている。

また90秒のクリップには次の様にキャプションが添えられている。「今日は、 ウェストミンスター寺院での国王と女王の戴冠式の1周年にあたります」 「戴冠式の週末には、礼拝に加えて、ロンドン中心部での馬車行列、儀礼飛行、バッキンガム宮殿の庭園での4000人の軍隊によるロイヤルサルート、ウィンザー城での戴冠式コンサート、そして英国全土でボランティア活動が行われました」そして最後には「この週末の一番の思い出は?」と王室ファンにむけて思い出を共有するよう呼びかける質問で投稿は締めくくられている。

なおクリップの冒頭の音声は、現在非公表のがんの治療を受けている国王が、当時イギリス中の電車や地下鉄の駅に向けて発表した「妻と私は、皆さんと皆さんのご家族が素晴らしい戴冠式の週末を過ごされることを祈っています」 というメッセージとなっており、バッキンガム宮殿からダイヤモンド・ジュビリー・ステート・コーチで式典に向かう国王夫妻の姿や、ウェストミンスター寺院内での映像、カンタベリー大主教による聖エドワード王冠の戴冠式の映像が含まれている。

国王は、2月にがんと診断されたことが明らかになった後、4月30日にはロンドンのがんセンターを訪問し、公務を再開している。

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