ケヴィン・スペイシー、駆け出しの俳優たちへの違法行為はなかったと主張

ケヴィン・スペイシー(64)は、過去に駆け出しの俳優たちと性的関係になったことを認めたものの、違法行為はなかったと語った。昨年、ロンドンの裁判所で性的暴行など7件で無罪となったケヴィンは、過去には不適切な行動もあったものの、キャリアを手助けすることと引き換えに性行為を求めたことは決してないとしている。

YouTube番組『アウトスポークン』に出演したケヴィンは、こう話している。「私の過去の振る舞いや行動に完全な責任をとる。しかし、私に関する話をでっち上げた人や誇張した人に関しては責任もとらないし、謝罪もしない」「性的関係を持ったら彼らのキャリアを助けるなんて誰かに言ったことは一度もない」「私は明らかに、私と関係を持ったことで彼らのキャリアが前進すると考えた男たちと関係を持った。しかし、私との会話はなかったし、それは全て彼らの計画の一部なんだ。それは常に失敗する運命だ。なぜなら私はその契約に含まれていないからね」

そして今は過去にあったようなことはしないとして「あれらのプログラムに参加していた20代の人々を誘ったことがあったかって?あるよ。俳優と性的関係になったことがあるかって?あるよ」「それは最良の決断じゃなかっただろうし、今はそういうことはしない。でもそれは起こったんだ。違法じゃないし、違法だったと指摘されたこともない」と続けた。

そんなケヴィンは先日、Xへの投稿で、英チャンネル4で 6日(月)と7日(火)に放送された2部構成の番組『スペイシー・アンマスクド』を「死にゆくネットワーク」による「視聴率狙いの必死の試み」と非難、反論するための十分な時間や情報が与えられていないと主張していた。

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